①映画鑑賞しながら + 脚本構成を分析

開催日:週1回

ナビゲーター:速水雄輔

内容:
毎回違う映画を劇場の大画面で上映。映画を楽しみながらその作品の脚本の構成を学びます。
映画のタイトルは事前に告知しますので参加者には可能な限り、見てきていただきます。事前に見られなくてもOKですが見てきていただくとより内容が濃いものにはなるかと思います。当日の会場で映画を上映します。上映をしながら脚本構成について解説したり、見ながら気が付いた点を分析したりします。

 
脚本の構成についても、構成全体のお話に特化した日、三幕構成について、四幕構成について、ターニングポイントについて、などテーマを割り振ってお話をお伝えしていきます。これらの勉強会ともいえるエクササイズによって、俳優であれば台本の読み方が深くなり、演技に活かすことができるようになります。

過去に行った作品の構成はこちらで見れます

②俳優のための脚本構成

開催日:月1回

ナビゲーター:速水雄輔

内容:
演技の基礎を習得した俳優に向けたトレーニングです。脚本とはどのように書かれているのか?脚本家が本来学ぶ脚本構成や執筆の基礎を、シーンの分析や実際の演技を通じて学ぶ。俳優が役づくりで「リサーチ」や「脚本分析」をすると思いますが。脚本の基本構成が理解できなければが脚本分析は的確で有効的に行えず、何百とあるチョイスのなかから効果的で独創的な脚本分析=キャラクター分析が出来ません。

 
月に1回、映画の脚本を使って行います。そもそも物語とはなんなのか、脚本とはなんなのか?を理解していきます。脚本全体の構成を分析したり、演じる1シーンや演じる人物の構成上の分析も行います。演技は記録用の簡易カメラではなく、本番さながらのプロのカメラ2台で同時に撮影し、実際の演技がどのようにシーンを作りあげたのか?を検証します。

 
メッセージ:

「演出家の速水です。私はオーストラリアで映画を学び海外のテレビ局で仕事をし、数多くの海外のアーティストたちと接してきました。日本に帰国し良質な演技ワークショップやスクールを見てある違和感をある時から感じるようになった。それはワークショップやスクールで私が発掘した素晴らしい俳優が一歩外の世界(本当の仕事の現場)ではまったく才能を発揮できないことでした。それもそういう人が少なくとも8割。これはなんなのか?と思っていました。

 
日本にも数は少ないですが良質なアクティングコーチはいます。しかし、後で分かったことなのですが、多くの俳優たちがアクティングコーチを一種のカウンセラー(先生)として、先生にだけ心を開いているに過ぎないという事実でした。それでは現場では使えません。私は俳優の仕事は「演じること」と考えている人間があまりに多いということにも驚きました。俳優の仕事は?「To tell a story」物語を語る、です。

 
では「物語を語る」とはどういうことなのでしょうか?「物語」とはなんなのか?その理解を深めることが必要です。物語はギリシャ神話までさかのぼり・多くのStory Teller(語り手)が研究し世界中の文化に浸透しています。その物語の仕組を分解し少しでも理解を深められたなら俳優たちは物語を語るためになにが有効な手段かを選べるのではないか?そう思ったのです。是非一人でも多くの俳優が掴み取りその知識を自分の演技に活かせれば嬉しく思います」

過去の脚本構成のリサーチ作品はこちら