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小劇場・ミニシアターの支援

アーティストがしびれを切らしている

オーナー・映画監督の速水です。
オーナーとして最近感じること。
「アーティストたちがしびれを切らしている」
このことを強く感じる。

なぜそう感じるのか?
経営をしてきての肌感という直感ももちろんあるのだが、一番の理由は「問い合わせ」だ。
問い合わせが少しずつではあるが増えてきている。
そしてサイトへのアクセス数の急増だ。
アクセスはシアターの利用予約ページとこの日誌のように現状を伝えようとするページに集中している。
問い合わせの内容も自ずと、「借りれるのか?」「対策は?」などがセットになっている。
そして「利益度返しでとにかく配信でも収録でもなんでもやりたいんだ」という思いだ。

こういた声が田余るってどういうことなんだ?

表現は人間の文化そのものなんだ

やはり人は表現せずにはいられない生き物なんだと思う。
表現というのは表現者の一方的なもの、と考えがちだけれど、実は違う。
受けてである観客自身も表現者なんだ。
人はいつの時代も表現を求めてきた。
ケイブマンが洞窟に絵を描いたところから、人間はその時代や生活のある一部を書き残したりしながら
あらゆる表現の手法を用いて生活を豊かにしてきた。
ハリウッド式の脚本を海外で学んできた僕にとてはギリシャ神話の「英雄」というものがその表現を象徴的に表している。

シアターへの新宿区のサポート

ありがたいことに新宿区は独自にシアターやライブハウスという文化発信の場にコロナ対策の支援のための補助金を出している。
僕のこのミニシアター・小劇場もその支援を受けた。新宿区の担当者様には感謝しかない。
その補助金を利用し新宿アットシアターも配信設備を導入することを決定した。また詳しく書きたいと思う。
確実に人間の意識や思考が変わってきていると感じる・・・あとはどれだけ辛抱できるか・・・そして政府の政策に僕たちが影響を与えられるか・・・だ。

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