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新宿の小劇場 アットシアター

アートをサポートする

芸術家のためのユニオン・シアター


なぜマイクロ・シアター?

このシアターは芸術を発信する表現者たちが芸術で少しでも採算の取れるイベントができるようにデザインされています。運営しているTOKYO CINEMA UNIONのビジョンの一つはアーティストが映画・演劇で食べれる環境を作っていこう!です。そういったビジョンを背景にあえて席数の少ないシアターを立ち上げたのです。

芸術家に収益を!

40席〜60席のシアターを埋めるためにはそれ相応のサイズのシアターが必要です。その分費用も高くなります。当シアターが小さすぎるシアターというスタンスをあえてとっている理由は、集客で満員にしやすい点、それでも1日2公演行えば、それなりの収入が劇団様 or 上映者様にもたらすことができます。それが目的で立ち上げられたシアターなのです。

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小さすぎるマイクロ・シアターを立ち上げた

立ち上げの際、TOKYO CINEMA UNIONに参加するアーティストからは「小さすぎるのではないか?」という声を沢山いただきました。
それでも立ち上げに至った背景にはいくつかのエピソードがあります。
まず「渋谷ジァン・ジァン」の立ち上げにまつわる書籍を読んだことです。オーナーの高嶋進氏の斬新なシアター運営のアプローチやイベントを少しずつ育てていく様子は心打たれるものがありました。200席あまりのあのスペースからユーミン、中島みゆき、吉田拓郎、井上陽水といった多くのアーティストが羽ばたいていきました。
そして以前、美空ひばりさんの書籍を読んだ時、いかに美空ひばりさんが路上で歌うことから投げ銭をいただき、表現という活動、実態そのものからお客様より対価をいただくことがとても大切な経験であったかを読んだ記憶があります。シアターを主宰するする私、速水雄輔は映像作家であり、モノづくりを生み出す生の現場と観客をつなげるこのリアリティある、生活感ある実感こそが今成熟しきった芸能業界に不足していると実体験より強く感じたのです。タレントは仕事があることが当たり前、お給料が約束されていることが当たり前の時代になりました。それはいいことです。しかし同時に、自分が動いた分、初めて人の心が動き対価をいただくという大切な実感を失ったように思います。対価がある、だから動く。こんな時代になった気がします。そしてその目には見えない歪みが自信喪失に繋がり、表現者が強く前へ踏み出していく力を奪い取っているのではないか・・・と思うようになりました。そうして、この手作りでしか前に進めないほどの小さなシアターを使って、私を含めたアーティストが謙虚な気持ちで、ゼロベースでものを作ること、そしてそれが本来の喜びであり使命であり、そこで初めて観客の心が動くのである、ということを思い出せたらなんて素敵なんだろう・・・そう思いこの小さな場所でシアターをオープンすることを決意したのです。

 

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